虎の巻
- 衣装
- ネタの中身が重要なのはもちろんですが何も考えずに普段着で舞台に立つことはおすすめできません。
「自分を引き立たせるための衣装」・「目立つ為の衣装」・「ネタに合わせた衣装」などいろいろ検討したうえで、最低限「人前に立つ」ということを意識してできるだけ好感をもたれるような衣装を着用しましょう。 - 立ち方
- センターマイクが2人のちょうど真ん中にくるように意識して立ちましょう。
2人の間隔は両方がマイクから離れないようにお互いの肩が当たるくらい近づいたほうが良いでしょう。ネタ中は体が少し内側(相方の方)を向くことは構いませんが顔は出来るだけ「声が客席に届きやすいように」又、「表情が客席からみえるように」客席側を向いて喋ることを意識して下さい。ネタの内容やコンビのキャラクターによっては立ち位置を工夫してネタや個性を引き立たせる工夫が必要になります。トリオ(三人)の場合もネタやキャラクターによってマイクとそれぞれの立ち位置を工夫しましょう。 - マイクの使い方
- 1本のマイクを上手く使いましょう。掛け合いの時も喋る側がマイクに口を近づけるなど喋るとき、声を出すときはマイクを常に意識して下さい。
- テーマ
- 自分達(「年齢」・「性別」・「キャラクター」等の特性を客観的にみて)が観客からどう見られるかを意識して自分達が何を喋れば興味を持ってもらえるのかを考えてネタのテーマを決めましょう。聞き手(観客)が共感しないネタは笑いにつながらないのでテーマ選びは非常に重要です。
- つかみ
- 2分や3分の漫才のネタを最後までキッチリ聞いてもらうためには、舞台に登場してからどれだけ早く観客に興味をもってもらうか(面白い人達だと思わせ る)ということが重要になってきます。プロ芸人や有名人等はその知名度が 「つかみ」となり観客は興味を持ちますがアマチュアはネタの冒頭で「つかみネタ」を工夫するなどして面白い人達だと期待させる必要があります。「登場の仕方」・「衣装」・「発声」などあらゆる事が工夫によって「つかみ」になる可能性があります。
- ボケとツッコミ
- 「面白いボケ」で笑いをとれればOKなのですが、「ボケ」だけで笑いをとるというよりは「ボケとツッコミ」のセットで笑いがとれるように意識してネタを作れば笑いの量と笑いをとれる確率が上がるはずですのでネタをチェックする際に意識してみて下さい。